公式ブログ(その他法律問題)
1 はじめに
動物病院が広告を出す際には、獣医療法上の広告規制や、薬事法、景品表示法による広告規制が存在します。様々な広告規制のうち、本日は、動物病院の獣医療法上の広告規制について、ご紹介させていただきます。
2 ポイント①「獣医療法17条で広告規制があります」
獣医療法17条は、広告に関する規制を定めています。
(広告の制限)
第十七条何人も、獣医師(獣医師以外の往診診療者等を含む……このブログ記事を読む
獣医療における説明義務違反
1 はじめに
病院で治療を受ける際に、医師からの説明を受け納得しましたといういわゆるインフォームドコンセントが問題となることがあります。このインフォームドコンセントは人の治療の現場だけに適用されるものではなく、獣医療の現場においても重要となります。本日は、獣医療現場におけるインフォームドコンセントのポイントを3つご紹介させていただきます。
2 ポイント①獣医療における説明義務とは
動物病……このブログ記事を読む
動物病院がペットを逃がしてしまった場合、動物病院にはどのような責任が?
1 はじめに
熊本県の観光牧場から、飼育している大型の鳥エミュー(ダチョウに似た動物)が逃げ出し、市の職員の方などが捕獲作戦を実行しているというニュースが報道されていました。本日は、動物病院の方に向けて、預かっていたペットが逃げてしまった場合に発生する動物病院側の法的責任についてご紹介させていただきます。
2 ポイント①「獣医療法上の逸走防止措置があります」
動物病院などの施設では、動物……このブログ記事を読む
動物病院の獣医師が怪我を、その場合の責任とは?
1 はじめに
獣医師が、治療のために動物を預かった場合に、その動物が獣医師に噛みつくなどして大怪我を負ってしまうようなケースがあります。その場合、獣医師は、誰に対してどのような請求が出来るのでしょうか。本日は、法的観点から検討してみたいと思います。
2 飼い主に対して損害賠償請求できるのか?
獣医師と飼い主との間の契約内容は、獣医師がペットを診察したうえでペットに対して治療行為を行い……このブログ記事を読む
ペットの為に保険に加入しましょう!
1 はじめに
ペットを飼っている方は経験があると思いますが、実は動物病院にお世話になることが多いです。皆様ご存じの通りペットについては、健康保険のような公的保険は存在していないため、治療費等は飼い主が全額負担することとなります。また、万が一、飼っているペットが他人を傷つけてしまった場合は、その損害賠償が問題となります。そこで今回のブログでは、ペットの為の保険についてお伝えします。
2 ……このブログ記事を読む
ドタキャンの法的責任とは?民事責任編
1 はじめに
飲食業界には、予約を入れたにも関わらず、当日の来店はおろかキャンセルの連絡すらしないという「無断キャンセル」問題があります。今回のブログでは、前回の刑事責任編に続いて、無断キャンセル問題と民事責任との関係を取り上げたいと思います。
2 無断キャンセルの民事責任とは?
お客さんから「特定の日付にお店を利用したい」と申し出があり、お店側が「それでは当日ご来店をお待ちしていま……このブログ記事を読む
ドタキャンの法的責任とは?刑事責任編
1 はじめに
飲食業界には、予約を入れたにも関わらず、当日の来店はおろかキャンセルの連絡すらしないという「無断キャンセル」問題があります。飲食店の方であれば一度は無断キャンセルの被害を受けた経験があるのではないでしょうか。今回のブログでは、そんな無断キャンセル問題と刑事責任との関係を取り上げたいと思います。
2 無断キャンセルに刑事責任はあるのか?
刑事責任とは、法律を犯した者(犯罪……このブログ記事を読む
ずるいことがなされたとき、裁判所はどう扱う?
1. 民事の裁判所の手続き
民事の裁判所は、訴訟や調停などの紛争案件だけ取り扱っているわけではありません。差押、破産、民事再生など、それ以外の手続も取り扱っています。
こうした手続は、じっくりと時間をかけて権利の有無を争う訴訟とは異なり、迅速に手続きを進めるために、裁判所が「決定」という形式でスピーディーに判断を下し、処理していくことが多いです。
大半のケースは問題なく進みますが……このブログ記事を読む
民法改正~危険負担の原則が変更された~
1. 2020年4月1日より改正民法が施行
2020年4月1日より改正民法が施行されました。明治時代の制定以来約120年ぶりの大幅な見直しです。
今回は、改正法の内容のうち、危険負担について解説します。
2. 危険負担とは?
危険負担とは、契約後に「売主や買主のどちらにも責任がない理由(地震や台風など)」で商品が引渡し前に滅失するなどして、履行不能(契約の目的を果たせなくなるこ……このブログ記事を読む
民法改正~要物契約から諾成契約へ~
1. 諾成契約と要物契約
民法の契約には、諾成契約と要物契約があります。
諾成契約とは、当事者の申し込みと承諾という意思表示の合致で契約が有効に成立する契約類型です。たとえば、売買契約が典型です。
要物契約とは、意思表示の合致のほかに、目的物の引渡しが契約を有効に成立させるための要件となっている契約類型です。たとえば、消費貸借契約が典型でした。
つまり、消費貸借契約では、約……このブログ記事を読む