民法改正~時効期間の改正~

投稿日: 2020年05月22日

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これまでの民法では、時効期間について様々な種類がありややこしい状態でした。 たとえば、運送賃に関する債権や旅館・料理店・飲食店の債権は1年、生産者・卸売商人・小売商人が売却した産物・商品の代価に関する債権は2年、医師の診療・助産師の助産・薬剤師の調剤に関する債権は3年、(商法ですが)商人の取引は5年で消滅時効になるなど時効のルールがたくさんあってとにかくややこしい状態でした。 しかし、……

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民法改正~要物契約から諾成契約へ~

投稿日: 2020年05月15日

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契約が有効に成立するためには要件があります。 諾成契約とは、当事者の申し込みと承諾という意思表示の合致で契約が有効に成立する契約類型のことです。たとえば、売買契約が典型です。 要物契約とは、意思表示の合致のほかに、目的物の引渡しが契約を有効に成立させるための要件となっている契約類型のことです。たとえば、消費貸借契約が典型とされてきました。つまり、消費貸借契約では、返還約束だけでは契約は……

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民法改正~保証契約の特則が新設~

投稿日: 2020年05月13日

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保証契約は、主債務の存在、主たる債務者がその債務を履行しないときに保証人がその履行をするという合意(保証契約の存在)、保証契約が書面でなされれば、契約としては有効なのが原則です。 しかし、実際には、安易に保証人となってしまい、保証人が予期していなかった不測の損害を被ることが多くありました。 そこで、今回の民法改正では、特にそのようなケースが多かった「事業に関する債務を主債務とする個……

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民法改正~担保責任の改正~

投稿日: 2020年05月12日

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これまで、担保責任の法的性質について様々な議論がありました。 たとえば、債務不履行を観念できない特定物の給付の場合の不平等を是正して買主の信頼を保護するために法律が特別に定めた売主の責任であると考える見解や担保責任は債務不履行責任であると考える見解などです。 今回の民法改正では、下記のとおり改正されて、担保責任の法的性質は債務不履行責任であると整理されることになりました。 そ……

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民法改正~意思表示の効力発生時期の統一~

投稿日: 2020年04月27日

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令和2年4月1日より、民法の一部が改正されました。 今回から、民法改正部分のうち、重要な部分をとりあげて説明をしていきたいと思います。 初回は、意思表示の効力発生時期に関する改正を説明したいと思います。 改正前は、「隔地者に対する意思表示」については、通知が相手方に到達したときから効力が生じる(これを到達主義といいます)とされており、承諾については、承諾の通知を発したときに効力が生じ……

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ファイナンシャルプランナーが説明。標準的な家計表

投稿日: 2020年03月24日

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お客様との打ち合わせの中で、家計についてのアドバイスをさせていただくことも多いことから、勉強をして、去年からファイナンシャルプランナー(AFP)として登録をしました。目標を実現するための総合的な資金計画を立てて、アドバイスを行う際に役立てればと思います。今回は、標準的な家計について考えていきたいと思います。 1 家計の色々 さて、家計によって収入や支出の状況は様々で、何を重視するかによって……

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やってはいけない行為(不動産)

投稿日: 2019年02月07日

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不動産売買の営業であり得る行為として、営業マンが手付金を支払えない買主に対して手付金を貸し付けたり、分割払いの約束をすることが考えられます。このような営業行為は、お金のない買主の購買意欲を高めるもので、効果的な行為かもしれません。しかし、 このような行為は、買主が容易に契約できるかのような心理状態に陥らせ、後日買主が冷静になって購入意思を失い、売買契約の解約を申し入れようとしても、契約が成……

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宅建登録実務講習を受けてきました!

投稿日: 2019年02月01日

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平成30年度の宅建試験を受験して、試験に合格したので、先日宅建登録実務講習を受けてきました。 そもそも、宅建士試験を受けた理由は、不動産に関する事件を扱っているうちに、宅建業法を一通り勉強する機会が欲しいと思い受験しました。宅建業法自体は事件に関係する範囲については勉強していたのですが、事件と関係しない範囲については、あまり勉強する機会がなかったので知識に偏りがありました。宅建試験を受験……

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法定相続人の範囲と法定相続分の計算

投稿日: 2018年06月06日

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法定相続人の範囲 相続人の範囲は、条文の通りです。 具体的には、 被相続人(亡くなられた方)に子供がいる場合は、子供が相続人となります。子供が既に亡くなっている場合は、その下の代である孫、ひ孫などが相続人となります。これは代襲相続といいます。   ↓子供などの直系卑属がいない 被相続人に子供などの直系卑属がいない場合、被相続人の両親が相続人となります(両親がいない場合は、……

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戸籍調査の方法

投稿日: 2018年06月04日

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一般の方にはわかりにくい戸籍の記載 戸籍の調査は、相続の際に、相続人の範囲を確定するために必要なものです。戸籍には、いろいろな情報が記載されていますが、どこをどう見ればいいのか分からないのが普通だと思います。たとえば、相続関係図を作りたいと思っても、適切に戸籍を調査できなければ、相続関係図を作成することはできません。そこで、今回は、戸籍を見る際のポイントをいくつかあげたいと思います。 ……

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