水戸黄門漫遊マラソン2018①
第3回水戸黄門漫遊マラソンが、10月28日に開催されました。私は半年ほど左膝の可動域制限のリハビリに取り組んでいましたが、医師から競技復帰の許可が出たことから(弁護士が左膝の可動域制限改善のリハビリに取り組みんでいます⑦、参照)、よつばマラソン部の有志と共に、フルマラソンを走ってきました。
スタート
スタート地点の水戸駅前の大通りには、多くの人が集まっていました。水戸駅前にこんな多くの人が集まるのは、見たことがありません。
増田明美さんと谷口浩美さんが、「コケちゃわないように注意してください~♪」とマイクパフォーマンスでスタートを盛り上げていました。ネタを知る中年ランナーの皆さんにウケていました。
私は司法修習を水戸で過ごしたので、修習をした水戸地裁、水戸地検、弁護修習でお世話になった修習指導担当弁護士の先生の事務所、当時住んでいた住まいの全てスタート地点付近で、とても懐かしいスタートとなりました。
失速・・・
しかし、快調だったのは、スタート直後の5分くらいのみでした。練習不足がたたり、スタート直後にも関わらず徐々に足が重くなっていきます。「あれ、スタートしたばかりなのにやばいな・・・」という足取りです。
それでも、お世話になっている水戸のラグビーチームの皆さん(水戸に試合に行ってきました。)に沿道から応援してもらい、元気をもらってなんとか20kmまではヨタヨタと走りました。
しかしいよいよヤバいなということで、「いったん休憩!」と少し歩いて休憩し、再びヨタヨタと走り出すということを繰り返し、なんとか25km、30km、35kmと走っていきました。
するとどこからか、「38.5kmの関門、もうすぐだぞ!」という声が聞こえてきました。関門とは、一定距離ごとに制限時刻が設定されていて、制限時刻までに各関門を通過できない選手についてはバスに強制収容されてしまう制度です。「やばいやばい」ということで急遽テンポアップし、なんとか5分前に関門を通過することができました。
「このままなら、問題なくゴールはできるかな~。」と思っていたら、ゴール前に心臓破りの坂が・・・。「そういえば修習時代、水戸地検の裏にこの坂あったな。」と思い出しつつ、なんとか歯を食いしばって走り切りました。6時間制限のマラソン大会なのですが、制限の3分前になんとか滑り込むという関門に追われるギリギリのマラソン大会でした。
ギリギリ何とかゴールすることができましたが、とても楽しいマラソン大会でしたので、水戸黄門漫遊マラソン②に続きます。
執筆: 弁護士 根來真一郎