小学校で租税教室を担当しました

最終更新日: 2020年03月02日

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執筆: 弁護士 根來真一郎

千葉市内の小学校にて、小学校高学年向けの租税教室を担当させていただきました。

租税教室とは

租税教室は、私が所属している団体の公益活動の一環として、千葉市内の小学校に出向いて税の意義や役割について授業をさせて頂いているものです。国税庁のホームページによると、「次代を担う児童・生徒に税の意義や役割を正しく理解してもらい、税に対する理解が国民各層に広がっていくことを願って開催しています」となっています。小学生向け、中学生向け、高校生向け等のプログラムが組まれています。

当日の内容は

小学生当時は入ったこともなかった校長室で打ち合わせをさせていただいた後、教室に立たせていただきました。そして、「税の使い道」「税の役割」「税の種類」「税の必要性」「身近に使われている税」について、ビデオ教材や寸劇を採り入れながら小学生向けにお話をさせていただきました。

今回は、なんとプロレスラーの方にメイン講師を務めていただき、小学生に大人気でした(当日の模様はこちら )。その人気はすさまじく、他の教室から子供達が飛び出してくる程でした。

ちなみに、ビデオ教材は毎年同じ内容を使っていると思っていたら、消費税増税に伴いちゃんとアップデートがされていたのでびっくりでした。さすが、国税庁作成の教材です。内容もさることながら、ドラゴンボールの悟空の声優さんが魔法を駆使して大活躍するので、その点も小学生には大うけです。 

小学生からの質問

教室の後は、小学生の皆さんからの質問タイムになります。
「お金を作るのにどれくらいお金がかかるんですか?」
「脱税したらどうなるんですか?」
といった、小学生らしい素直な質問を次々としていただけるのでとても勉強になります。中には私達もたじろぐ程のとても難しい質問もあり、同行していただいている税務署の職員の方が必死に調べて答えてくれました。

熱心に聞いてもらい、考えてもらい、答えてもらう小学生の皆さんの姿はとても印象的でした。今後も、少しでも子供や地域のためになる活動を長く続けていきたいと思っています。

執筆: 弁護士 根來真一郎