弁護士がインテリアについて少しだけ話してみます⑦~お店にクレームが届いたら~

最終更新日: 2022年04月14日

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執筆: 弁護士 根來真一郎

私が百貨店に勤務していた当時、家具の販売や仕入れを担当していました。弁護士でありインテリアコーディネーターでもある私が、インテリアと関連する法律問題について少しだけ話してみるという記事の第7弾です。

クレームは避けられない…

家具販売のクレーム対応

インテリア販売店に留まらず、小売業と切っても切り離せない事柄がクレームです。「輸入品の家具の日本到着が1か月遅れることが判明しました。誠に申し訳ございません。」といった事態は、輸入品の販売を担当されたことがある方でしたら必ず経験されていると思います。家具という商品の性質上、新居の入居に合わせていらっしゃることも多く、申し訳なさでいっぱいで、お店は精一杯の対応をされるのではないかと思います。

「思っていた木目と全然違う!」というクレームは、家具の販売を担当したことがある方にとっては、定番のクレームかもしれません。「木目は一つ一つ違うと説明したはずなのに・・・。」と、心の中では思っていらっしゃると思います。あるいは「無垢じゃなく突板にすれば・・・。」とも思っていらっしゃると思います。

私は幸い経験することはありませんでしたが、度を越えたお客様になると「土下座しろ!」とスタッフに土下座を強要するお客様も発生するかもしれません。ニュースで大きく取り上げられたことは記憶に新しいかもしれません。

お店にクレームが届いたら…

お店にクレームが届いたら、まず事実確認を行うことが何より重要です。そのうえで担当者が、初期対応を行うのではないかと思います。

お店に非がありそうな場合や、不当な要求を行う悪質なクレーマーの場合は、弁護士に相談をされた方がいいかもしれません。弁護士に相談すべきクレームについて、詳細はこちらの記事をご参照ください。

家具販売店方等、家具の実務を知っている弁護士に相談したいという方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。

執筆: 弁護士 根來真一郎