宅建登録実務講習を受けてきました!

最終更新日: 2019年02月01日

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執筆: 弁護士 辻悠祐

平成30年度の宅建試験を受験して、試験に合格したので、先日宅建登録実務講習を受けてきました。

そもそも、宅建士試験を受けた理由は、不動産に関する事件を扱っているうちに、宅建業法を一通り勉強する機会が欲しいと思い受験しました。宅建業法自体は事件に関係する範囲については勉強していたのですが、事件と関係しない範囲については、あまり勉強する機会がなかったので知識に偏りがありました。宅建試験を受験するにあたり、あまり実務で扱っていなかった範囲まで勉強することができました。今後継続的に不動産に関する勉強をしたいので、宅建士に登録しようと思いました。

さて、宅建士に登録するためには、宅建士試験に合格するだけでなく、不動産業について2年以上の実務経験が必要です。ただし、登録実務講習を受けて登録実務講習の最後にある試験に合格すれば、2年間の実務経験がなくても宅建士に登録できるようになります。宅建登録実務講習の日程としては、2日間の日程で開催され、最終日程日に試験があるという流れが多いようです。

宅建登録実務講習は、大手予備校など様々な場所で開催されているのですが、私はLECを受講しました。
LECを受けた理由としては、短期集中型コースとして、宅建登録実務講習を1日で行うコースがあるからです。ただし、通常2日間の日程で行うコースを1日で終わらせるわけですから、かなり過密スケジュールでした笑

午前7時半から午後9時頃まで講義があり、試験は22時25分頃まででした。お昼休憩は40分ありましたが,その他の休憩は,90分ごとに5〜10分しかありませんでした。

宅建登録実務講習を受講する前は、開催場所が自宅から遠いこともあり、午前5時に起きて、午前0時頃に自宅に戻ることが想定されたため、正直しんどいなーと思っていました。

しかし、実際に講習を受講したところ、かなりおもしろかったです!実際に宅建士として実務で働かれている方、もしくは働かれていた方が講師をされていたのですが、実際に苦労した話や実務での経験、ためになる話などを色々話してくださったので、最後まで楽しく受講できました。普段から不動産業の方にはお世話になっているのですが、これから宅建士になろうとしている人へのメッセージ等普段聞けないことが多かったので、受講して大変勉強になりました。

今後宅建士として登録しますが、これからも不動産に関する事件を多く扱っていきたいと思います。

執筆: 弁護士 辻悠祐