弁護士が左膝の可動域制限改善のリハビリに取り組んでいます③

最終更新日: 2018年04月11日

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執筆: 弁護士 根來真一郎

私は、3月上旬に、ラグビーの試合中に左膝を負傷しました。その結果、現在左膝の可動域に制限が生じており、整形外科で可動域制限改善のリハビリに取り組んでいます。
スポーツ中の負傷ということで、交通事故で突然の被害者となった方とは異なりますが、治療やリハビリに関する参考になる方がいらっしゃるかもしれないと考え、ブログにアップしています。
【参考】
弁護士が左膝の可動域制限改善のリハビリに取り組んでいます①
弁護士が左膝の可動域制限改善のリハビリに取り組んでいます②

治療継続、リハビリ開始

MRI検査結果を元に診察を受け、医師に左膝を伸ばした場合はどこが痛くなるのか、膝を曲げた場合はどこが痛くなることを漏らさず伝えました。その後、腫れがある程度ひいた2週間後に、医師の指示のもとサポーターを小さくし、理学療法士の方に従いリハビリ開始となりました。
参考までにおおよその可動域を測定したところ、下記のような状況でした。

  屈曲 (曲げる動き) 進展 (伸ばす動き)
左膝 90° -15°
健康な膝の参考値 130° 0°

なお、自ら動かす測定(自動値)、第三者が動かす測定(他動値)でも同じ数値でした。また、左膝と健康な右膝の太さを比べたところ、約1.5cmの左右差が生じていました。

スーツの下に付けることができるサポーターとなりました。

交通事故の場合、重要なこと

スポーツ中の負傷ということで、交通事故で突然の被害者となった方とは異なります。しかし、治療やリハビリの観点から、交通事故を扱う弁護士として重要と思うところがあります。それは、医師に自覚症状を正確に伝えること、医師の指示に従い治療を継続することです。

医師に自覚症状を正確に伝えること

医師に自覚症状を正確に伝え、正確な診断をしてもらうこと及びカルテに記載をしてもらうことは、とても重要なことです。
 なぜならば、医師の治療のためというだけでなく、後遺障害の審査や裁判に当たり、カルテは証拠として参照されることがあります。記録されなかったことで、自覚症状がなかったと判断されてしまうこともあります。そのため、自覚症状を医師に正確に伝えていただくことはとても重要です。

医師の指示に従い治療を継続すること

医師から、次の受診やリハビリの指示があった場合、指示に従うようにしてください。医師の指示に従わずリハビリに通わなかった場合、保険会社は治ったから治療に通わなくなったと判断し、治療費の支払を打ち切る可能性があるためです。

※上記記事は、本記事作成時点における法律・裁判例等に基づくものとなります。また、本記事の作成者の私見等を多分に含むものであり、内容の正確性を必ずしも保証するものではありませんので、ご了承ください。

執筆: 弁護士 根來真一郎