勝田マラソン&東京マラソンに参加しました
1. 【勝田マラソン】修習時代の思い出の地を走る
2019年に「勝田マラソン」に参加しました。「よつばマラソン部」からは、私と粟津弁護士の2名で出場です。
舞台となる「勝田」は、茨城県水戸市のお隣(ひたちなか市)に位置しています。私は司法修習時代を水戸で過ごしており、修習生時代にも出場したこともある、非常に懐かしい大会です。
フルマラソンを完走した「水戸黄門漫遊マラソン」に引き続き、最近はどうやら茨城に縁があるようです。

粟津弁護士とお互いの健闘を誓い合い、絶好のマラソン日和の中、伝統ある勝田マラソン第67回大会の幕が上がりました。
練習不足の試練と、市民に根付く温かな応援
意気揚々とスタートしたものの、現実は甘くありません。圧倒的な練習不足により、途中でどんどん足が重くなってしまったのです。後半に差し掛かるころには、ほとんど歩いているに等しい速度まで落ち込んでしまいました。
さらに鈍足ランナーにとって辛いのが、勝田マラソンの交通規制です。この大会は規制の解除が早く、後ろの方を走っていると、どんどん規制が解かれて狭い歩道を走らされることになります。
さらに信号待ちを何度も余儀なくされ、「このままでは関門に引っかかる」というタイムまで追い詰められてしまいました。
応援に支えられ無事完走
そんな苦境にあっても、皆さんの応援は本当に温かかったです。
ボランティアや沿道の方々から「頑張れ」と声をかけていただくたびに、「応援していただくからには頑張らなければ」と何とか足を動かし続けました。
結果、歩くような速度ではありましたが、無事に完走。どんなに遅くとも、42.195kmを走り切った瞬間の達成感は格別なものです。
日本一の「完走いも」
そして勝田マラソンといえば、楽しみなのが参加賞の「完走いも」です。
ひたちなか市は、日本の干し芋生産量の7割を占める日本一の産地です。前回参加した際もその美味しさに感動しましたが、今回も自宅でいただいた干し芋は最高でした。
2. 【東京マラソン】倍率12倍の幸運と土砂降りの激走
勝田に続き、次は「東京マラソン2019」への挑戦です。今回は、よつばマラソン部から私一人が当選しました。
私はこれで2年連続、通算4回目の出場となります。
33万人以上の応募があり、フルマラソンの倍率は今年も12倍以上です。一般ランナーとして2年連続で当選するのは、自分でも信じられないほどの強運でした。
大雨と大混雑のスタート地点で見えた景色
大会当日は、あいにくの土砂降りの大雨となりました。私にとって、雨合羽を着て走る初めてのマラソンです。
3万7500人が参加するマンモス大会ゆえ、スタート地点は大混雑です。皆が雨を避けて屋根のある場所に集まるため、より一層の密度になります。
たとえば、スタート前のトイレは「25分待ち」です。集合場所に並んでから、号砲が鳴り、実際にスタート地点にたどり着くまでにもさらに「20分」かかりました。
大雨の中で1時間以上待機するのは、雨合羽を着ていても寒さが身にこたえる経験でした。
東京の名所を巡る「42.195kmの観光」
しかし、ひとたび走り出してしまえば、東京マラソンはお祭りそのものです。
コースは新宿を起点に、日本橋、浅草、スカイツリー、銀座、東京タワーといった名所を駆け抜け、ゴールの東京駅・皇居を目指します。雨の中でも東京のシンボルを次々と巡る行程は、ある種の観光気分を味わわせてくれました。
絶え間ない声援と、マラソンを彩るランナーたち
東京マラソンの魅力は、途切れることのない応援にあります。大雨で冷え込む中、ボランティアの皆さんや沿道の方々が笑顔で声援を送ってくださる姿には、本当に力をいただきました。
特に印象的だったのは、「13回連続で落ちました」というボードを掲げて一生懸命に応援してくださる方の姿です(今年は第13回大会でした)。
地下鉄を駆使してコースの各所に移動しては、当選したランナーを鼓舞してくださる。その熱量には、頭が下がる思いでした。
個性豊かなコスプレランナーたち
3万7500人も走っていれば、様々なランナーとすれ違います。
テレビクルーを引き連れた芸能人から、マリオ、ルイージ、セーラームーン、ピカチュウといった定番のコスプレまで。聖火ランナーのコスプレでトーチを持つ方や、個人的に嬉しかったのはラグビー日本代表のユニフォーム姿の方も多く見かけました。
中でも一際目立っていたのは、アンパンマン御一行様です。アンパンマン、しょくぱんまん、カレーパンマン、バイキンマン、ドキンちゃん、ジャムおじさんまで揃ったグループで、子供を見つけては消しゴムを配る姿は、応援のされ方も一味違い、少し羨ましくもなりました。
無事ゴール
最後の舞台は丸の内です。沿道との距離が近く、大声援を受けながら最後の一歩を踏み出します。フラフラになりながらも、無事に42.195kmを完走しました。
完走してしまえば、不思議なことに雨の寒さなどは忘れ、楽しい記憶だけが心に残っています。
ゴール地点の皇居周辺には、3万7500人のランナーが集結します。これだけの人数の荷物を返却し、着替え場所へ誘導するのは至難の業です。
地下通路や地上を駆使したスムーズな運営、そして最後まで外国人ランナーや道に不慣れな人を案内し続けるボランティアの方々の奮闘には、深く感謝いたします。地下通路に掲げられた数々の応援メッセージも、疲れた体に染みわたりました。


3. 結びに:マラソン完走は最高の体験
勝田、そして東京。どちらも苦しい局面はありましたが、やはり42.195kmを完走することは最高の体験です。次はいつ当選するか分かりませんが、また是非とも挑戦したいと思います!
執筆: 弁護士 根來真一郎



