平成29年版千葉県の交通事故多発交差点が発表されました
1. 千葉県は交通事故が多い県
千葉県は交通事故が多いと言われて久しいです。死亡事故の件数は次のとおりです。
① 平成29年:154人で全国5位
② 平成28年:185人で全国2位
2. 千葉県の市町村別交通事故発生状況
千葉県で交通事故が多いのはなぜでしょうか?
私も毎日のように車を運転しますが、非常に危ない運転をする人が多いと感じるわけではありません。
しかし、千葉県警が作成した資料を見てみると、意外と人口の少ない郊外で多くの死亡事故が発生していることがわかります。

この資料は、平成30年の8月末時点までの死亡事故件数を市町村別に色分けしたものです。件数でいうと、千葉市の15件が一番です。千葉市は人口が多く、面積も広いので納得です。
意外なのが、野田市6人、市原市6人、八千代市5人、四街道市5人、佐倉市5人のように、それほど人口が多くない郊外の市においても死者数が多いことです。
千葉県の交通事故による死亡者数が毎年多く、ワーストランキングの常連になってしまっている理由はどうやらこの辺にありそうです。
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3. 千葉県の交通事故多発交差点
続いて、千葉県の交通事故多発交差点を見てみましょう。
交通事故多発交差点情報の最新版は、平成30年9月19日に発表されました。これは、日本損害保険協会が毎年発表しているのですが、その存在は意外と知られていません。
平成29年は、交通事故発生件数ワースト5位までの交差点で43件もの交通事故が発生しています。そのうち、右折対直進の事故が15件を占めています。
それでは、交通事故発生件数ワーストランキングを見てみましょう。この記事では紙面の都合により3位までの発表とします。(交差点の写真はいずれもGoogle マップより引用しました。)
ワースト1位・相之川交差点
市川市相之川3丁目14番2号です。

非常に大きな交差点で交通量も多く、一見して事故が発生しやすそうな印象を受けます。平成26年にもランキングに入った交差点です。
ワースト2位・下市場交差点(初ランクイン)
八千代市下市場2丁目1番17号です。

この交差点はそれほど大きな交差点ではありませんが、高架下ということもあり、右左折のレーンなどがわかりにくくなっています。
また、渋滞も多く、周囲の見通しが悪いです。事故が多発するのもうなずけます。
ワースト3位・千鳥町交差点(初ランクイン)
市川市千鳥町12番地です。

この交差点も高架下に位置しており、見通しが良くありません。また、工業地帯のため、トラックなどの交通量が多く、渋滞も頻発しています。
そのため交通事故の多発地帯になっていると考えられます。
4. まとめ:心のゆとりをもって安全運転
交通事故は人生を大きく左右しかねません。
心のゆとりが交通事故の減少につながりますので、慎重に運転しましょう。
交通事故は人生を大きく左右しかねません。
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執筆: 弁護士 前原彩