館山若潮マラソン&東京マラソンに挑戦

最終更新日: 2026年06月05日

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執筆: 弁護士 根來真一郎

1. 2018年冬の挑戦

2018年の冬、館山若潮マラソンと東京マラソンという、2つのフルマラソンに連続して挑戦しました。

2. 【館山若潮マラソン編】よつばマラソン部の極寒再始動

1月28日、館山若潮マラソンが開催されました。今回は「よつばマラソン部」が本格的に始動したこともあり、メンバー全員でフルマラソンに挑むこととなりました。

強風と雨の洗礼を受けたスタート

マラソン大会の朝は早く、まだ薄暗い時間に柏や千葉から館山へと向かいました。

現地は想像以上の冷え込みで、海岸沿い特有の強風が吹き荒れ、途中からは雨も降り出すという厳しいコンディションでしたが、私たちは気合充分でスタートラインに立ちました。

練習不足による苦闘と、沿道の温かな応援

しかし、走り出すと日頃の圧倒的な練習不足が身に沁みました。

前半こそ快調なペースを維持できたものの、後半に入ると足が急激に重くなり、最後はほとんど歩いているような速度まで落ちてしまいました。

半袖1枚という軽装の中、冷たい雨と強風に晒され、走っている(歩いている)最中に「寒い…」と凍える場面もありました。

そんな私を支えてくれたのは、沿道の方々からの「頑張れ」という温かな声援でした。
「応援していただくからには頑張らねば」と何とか足を動かし、館山名物のクリームパンを美味しくいただいて体力を回復させ、再びゴールを目指しました。あまりの美味しさに、お腹いっぱいになるまで食べてしまいました。

ゴール直前のデッドヒートと、完走後の喜び

いつしか天候も回復し、なんとかゴールまで辿り着くことができました。

ちなみにゴール直前、同僚の大友竜亮弁護士に追いつかれ、奇しくも同タイムでの同時ゴールとなりました。終盤はほぼ歩く形にはなりましたが、完走できた瞬間の達成感は格別なものでした。

ゴール後、ふるまわれた温かい豚汁の味は、凍えた体に染み渡り、忘れられない美味しさでした。

【豆知識】マラソンのタイムはどうやって測る?

ここで少し、マラソンの裏側についてお話しします。大会でのタイム測定は、選手が装着する「計測チップ」によって全自動で行われます。

私たちの足元についている小さな四角いチップがそれです。初めて出場した際は「こんな小さなもので本当に測れるのか?」と驚きましたが、今やインターネットですぐに記録を確認できる仕組みになっています。

3. 【東京マラソン編】倍率12.1倍を突破した3回目の挑戦

館山の興奮も冷めやらぬ2月25日、今度は東京マラソンに挑戦しました。よつばマラソン部からは私だけが当選するという幸運に恵まれ、3回目となる大舞台に臨みました。

東京都庁からスタート!弁護士ゆかりの景色を抜けて

3万6000人のランナーが集結する東京マラソンは、倍率12.1倍という凄まじい人気です。

スタート地点は東京都庁。ファンファーレと共に紙吹雪が舞う光景は圧巻ですが、ふと隣を見ると、交通事故を扱う弁護士にはお馴染みの「紛争処理センター(交通事故の損害賠償トラブルを解決するための専門機関)」が目に入ります。そんな職業柄の視点を感じながら、大混雑のスタートを切りました。

東京の名所を駆け抜ける、観光気分と「職業病」?

新宿を抜け、日本橋、浅草、スカイツリー、銀座、東京タワーと、東京の名所を巡るコースはある種の観光気分も味わえます。

しかし、コース沿いに様々な損害保険会社の支店が見えてくると、交通事故を専門とする弁護士としての意欲がふつふつと湧き上がってくるのを感じました。途切れることのない沿道のボランティアや観客の皆様からの応援は、走る力の源となりました。

コースで出会った個性豊かなランナーたち

大規模大会ならではの楽しみが、多種多様なランナーとの出会いです。物凄いスピードで駆け抜ける猫ひろしさんを見かけたり、趣向を凝らしたコスプレランナーに驚かされたりしました。

特に一本歯の下駄で42.195kmを完走した「弁慶」の方は、私よりもタイムが早く、どのような特訓を積まれているのか脱帽するばかりでした。

丸の内での大声援、そして感動のゴール

いよいよゴールが近づき丸の内に入ると、沿道との距離が近くなり、割れんばかりの声援をいただきます。

体力的には限界で、歩いているのと変わらないペースであっても、まるで猛烈なスピードで疾走しているかのような高揚感に包まれました。

ふらふらになりながらも、東京駅・皇居・日比谷公園を望むゴール地点へ。館山に引き続き、無事に42.195kmを完走できました。

4. 結びに代えて:走り終えて見えた次の目標

この冬、2つの大会を走り抜き、改めて完走の喜びと沿道の声援の有り難さを実感しました。

また、館山では練習不足を痛感しましたが、それでも諦めずに一歩ずつ進むことの大切さを学びました。次はいつ当選するか分かりませんが、今回の経験を糧に、次回こそは最後まで歩かずに走り切れるよう、しっかりと準備を整えて再び挑戦したいと思っています。

とても楽しく、そして熱い冬の挑戦でした。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

執筆: 弁護士 根來真一郎