弁護士川田啓介が宅建試験に合格しました!
1. はじめに:令和6年の宅建試験に合格
令和6年度の宅建試験に、弁護士の川田啓介(かわたけいすけ)が合格しました。
弁護士になってから久しぶりに受験生に戻り、どこか懐かしい気持ちになりました。
今回は、せっかくなので宅建試験についてお話しさせていただきます。
2. 宅建試験とは?
宅建試験とは、不動産取引を行う「宅地建物取引士」を目指す試験です。
宅建士になることで、不動産の売買や賃貸などでよく目にする「重要事項の説明」など不動産取引に関する業務を行うことができるようになります。
試験の内容は、マーク式の問題が計50問出題されます。
「民法等」「宅建業法」「法令上の制限」「税などの関連知識」といった分野から出題されることが通常です。60%前後正解すると合格となることが多いです。
弁護士になるための司法試験でも民法等は受験科目なのですが、個人的には一番民法等が難しかったです…。既に資格を持っている所内の弁護士も「民法が一番難しかった」と話していました。
知っている過去の裁判例や学説などを複雑に考えすぎてしまい、その結果、シンプルに回答すれば簡単に正解できるのに悩んでしまうということが、民法が難しい原因です。
3. 弁護士業務と宅建試験
宅建は不動産取引に関する資格です。よつば総合法律事務所は不動産の案件を多く扱っていることもあり、宅建業法などを勉強することにより、不動産トラブルについての理解がより深まりました。
特に、不動産業者のお客様や不動産のオーナー様からのご相談時に、宅建業法上の制限などを把握していることで、より適切なアドバイスが可能となります。
たとえば、一定の場合に不動産売買は「クーリング・オフ」制度を使って原則無条件での解約が可能であることなど、売主と買主双方が気を付けるべき法規制があります。
宅建試験での勉強によって、日々の法律相談でもプラスアルファの注意点をお伝えできるようになりました。
よつば総合法律事務所では、特に次のような不動産のご相談をお取り扱いしています。もし気になることがありましたらお問い合わせ下さい。
- 不動産の相続に関するご相談
- 賃貸経営に関するご相談
- 不動産投資に関するご相談
- 賃料滞納による明渡請求のご相談
- 共有不動産に関するご相談
4. おわりに:不動産のご相談はよつば総合法律事務所へ
今回は、宅建試験に合格しての雑感をお話しさせていただきました。不動産に関するご相談では、より一層皆様のお役に立てるはずです。
その他にも、関係法令の理解を深めたり法改正をキャッチアップしたりと、さらなるサービスの向上に努めたいと考えています。
不動産に関するご相談やお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。
執筆: 弁護士 川田啓介