負債・借金を減らし、社長を元気にする

開催日時:
2011年11月11日
セミナー分類:
企業法務
主催:
TKC千葉会東葛支部
講師:
大澤 一郎 大澤 一郎のプロフィール
川﨑 翔 川﨑 翔のプロフィール

負債・借金を減らし、社長を元気にする

セミナー報告

TKC千葉会東葛支部にて、大澤一郎・川﨑翔が自己破産・任意整理を中心とする負債・借金の問題の解決方法についてセミナー講師をしました。

  • 会社経営で発生する問題全体を解決する必要性
  • 倒産廃業の目的
  • 倒産廃業に関する方法の具体例
  • 破産についての特徴
  • 会社破産と社長の今後の生活の確保について(住居)
  • 会社破産と社長の今後の生活の確保について(今後の仕事)
  • 会社破産と社長の今後の生活の確保について(毎月の生活費)
  • 会社破産と社長の今後の生活の確保について(連帯保証人との関係)
  • 免責不許可事由について
  • 非免責債権について
  • 破産の事例(取引先を維持した解決)
  • 破産の事例(社長自宅を守った解決)
  • 会社破産の場合の裁判所のチェックポイント
  • 破産の場合のデメリット(個人について)
  • 民事再生についての特徴
  • 民事再生の事例
  • 任意整理の特徴
  • 過払い金について
  • 過払い金についての事例
  • 倒産廃業の場合の長期的な視野に立った対策(まとめ)
  • 従業員に対する倒産廃業前後の対策
  • 売掛金を回収する方法
  • 売掛金の回収についての具体例
  • 株主間紛争の具体例
  • 会社での支配権争い
  • その他

本セミナーに関連する質問と回答

Q 債務整理の方法にはどのような方法がありますか?
①破産、②任意整理、③個人再生(民事再生)があります。

関連情報

Q 破産をするとどうなりますか?
  • 裁判所を使って借金をゼロにすることができます。
  • 財産を原則として失います。
Q 任意整理をするとどうなりますか?
  • 毎月の支払額を減らせる確率が高いです。
  • 財産を失うことなく手続きが可能です。

関連情報

Q 個人再生(民事再生)をするとどうなりますか?
  • 裁判所を使って借金を大幅に減らすことができます。
  • 財産を失うことなく手続きが可能です。
Q 会社(法人)が破産するメリットは何ですか?
  • 社長が人生の再スタートをすることができます。
  • 社長の将来に対しての不安がなくなることが多いです。
  • 会社名義の借金が全てなくなります。
  • (事案によりますが)同じ事業を継続できる可能性があります。
  • (事案よりますが)自宅に住み続けることができる可能性があります。

関連情報

Q 法人が破産をする前に注意する点はどのようなものがありますか?
①財産を不当に減らさない、②特定の債権者だけへの返済をしない、③破産をすることを事前に伝えないこと等が注意すべき点です。④弁護士への早期の相談もしましょう。

Q 法人が破産をする前に準備する書類はどのようなものがありますか?
債権者一覧表、財産目録、報告書などが必要となります。

Q 法人が破産となると、社長個人も破産となることが多いですか?
多いです。ただし、社長個人の債務が5000万円未満の場合、社長は個人再生(民事再生)を行うことにより自宅を守れることもあります。

Q 会社をたたむ際、社長はどのようなことを事前に検討しておけばよいですか?
次のようなことを検討しておきましょう。
①自宅(今後の住む場所)
②今後の収入(仕事)
③現在の仕事
④社長の債務(借入)
⑤従業員
⑥取引先
⑦連帯保証人
⑧車
⑨破産以外の選択肢の検討
⑩破産をしない方がよいのではないかの検討

Q よつば総合法律事務所では法人の破産を取り扱っていますか?
お取り扱いしています。

参考リンク