千葉県内の大規模医療法人にて、課長以上の管理職約40名を対象とした研修を開催しました。
研修では「働き方改革」の概要や、「働き方改革」に関連して管理職が気を付けておくべきポイントを解説しました。
施行が目前に迫った働き方改革の中で、とりわけ労働時間のテーマを中心にお話させていただきました。
質疑応答の場面では、労働時間についての様々なご質問をいただき、働き方改革への皆様の関心の高さをうかがい知ることができました。
具体的な研修の内容は次のとおりです。
1. 働き方改革の基礎知識
① 働き方改革の制定経緯
② 働き方改革関連法案
③ 働き方改革の特徴
④ 働き方改革の概要
⑤ 時間外労働の罰則付上限規制
⑥ 年次有給休暇の年5日取得義務
2. 管理職と働き方改革
① 管理監督者の基礎知識
② 管理職の役割と働き方改革
3. まとめ:業務の効率化のチャンス
研修会を開催した背景と目的
2018年6月29日に「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」が成立しました。いわゆる「働き方改革関連法」です。
これは、戦後の労働基準法の制定から70年ぶりの大改正です。とりわけ労働時間の考え方が大きく変わるものです。ニュースでも多く取り上げられ、注目が集まっています。
特に、企業は労働時間に大きな変革を求められます。従業員の時間管理をする管理職にとっても重大な問題です。
そこで、働き方改革を正しく理解したうえで法改正に適切に対応していただくため、本研修を開催しました。
研修の内容