企業経営者様向けに、採用・残業代・退職の問題を解説しました。
クイズを出題したり、実際の面接風景を再現した模擬面接を実施したりするなど、参加型のセミナーとなりました。具体的には次のような内容です。
- ここは外せない面接、採用のチェックポイント!
- 会社と社長を守る残業代対策!みんな知らない就業規則の落とし穴!
- 会社も社員も幸せになる退職方法!
楽しくかつ実践的なセミナーになりました。 ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
セミナーを開催した背景と目的
人事労務をめぐる課題やトラブルは多いです。もっとも、法律を知っているだけで防げることもあります。
そこで、弁護士への相談が多い採用・残業代・退職の分野について、経営者様に知っておいていただきたい内容を解説するセミナーを開催しました。
セミナーの内容
1. ここは外せない面接、採用のチェックポイント!
① 履歴書
実際の履歴書を再現して、履歴書のチェックポイントを解説しました。
② 採用面接
採用面接では聞いてはいけないことが多々あります。
そこで、採用面接の風景を再現して、面接で聞いていいことと悪いことを確認しました。また、面接でどういう聞き方をするべきか具体例を紹介しました。
さらに、面接官が発言してもよいのかどうかを〇×クイズ形式で出題しました。
採用を慎重にせずに問題社員を採用すると、会社に大きな悪影響を与えます。採用は法律のルールを守りつつ慎重かつ丁寧に進めましょう。
2. 会社と社長を守る残業代対策!みんな知らない就業規則の落とし穴!
① まずは法律のルールの理解
法律のルールを理解していないと多額の残業代が発生してしまうことがあります。
「今まで問題がなかったから大丈夫」という考えは通用しません。まずは、法律のルールをきちんと理解しましょう。
② 就業規則の重要性
会社と社長を護るのは法律ではなく就業規則です。そこで、就業規則の規定の注意点を解説しました。
③ 残業代のトラブルが発生した場合の対応
残業代のトラブルが実際に発生したときは、まずは弁護士へのご相談をおすすめします。
早期に和解したほうがよいか、徹底的に争ったほうがよいかは事案により異なります。初動対応を誤ると取り返しがつかないことになりかねませんので要注意です。
3. 会社も社員も幸せになる退職方法!
① 安易な解雇は危険
「お前なんかクビ!明日から会社にこなくていい!」というのは簡単です。しかし、実はその一言が会社の存続を左右しかねません。
日本の法律では、解雇をすることは簡単ではありません。そのため、社員に円満に辞めてもらう方法を解説しました。
② 解雇前に弁護士に相談
解雇のトラブルが発生した後だと、弁護士がアドバイスできることは限られてしまいます。
そのため、解雇を検討しているときは、実際に解雇をする前に弁護士に相談することをおすすめします。