三井 伸容 インタビュー

三井伸容

Nobuhiro Mitsui

三井伸容 弁護士プロフィール

よつば総合法律事務所を就職先として選んだ理由を教えてください。
私は「新人採用」でも「中途採用」でもない、若干変わった経緯になります。

というのも、入所後約7年のタイミングで一度当事務所を退職したのですが、企業内弁護士を約3年経験した後、また当事務所に復帰したからです。

どうしても一度経験してみたかった企業内弁護士を何年か経験した後、このまま会社員として働いていくのか、それとも法律事務所で弁護士として働くのか悩んだ末、私は弁護士を選びました。そして、弁護士として働くなら、よつば総合法律事務所のメンバーとまた一緒に働きたいと思っていました。

幸運なことに縁あってまた同じ事務所で働くことができました。

よつば総合法律事務所は、「またここで働きたい」と思わせる魅力を持った事務所です。是非、事務所説明会や面接でその雰囲気を感じてみてください。

現在の仕事内容を教えてください。
企業内弁護士の経験を経たこともあり、復帰後は中小企業法務(債権回収、企業間の紛争、契約書チェック、使用者側の労働事件)などを主に取り扱っています。特に企業内弁護士時代に特定の業種(人材サービス業)の法務に関わる機会が多かったため、その業種のお客様は私が担当することが多いです。

通常の弁護士業務以外にも、外部の他士業の勉強会や会合の場などで研修やセミナーの講師をすることもあります。コロナ以降は減ってしまいましたが、お客さんとセミナー後に懇親会をするのが大好きです。

事務所の教育体制で役に立ったと思うものについて教えてください。
私が入所した頃の話は遥か昔の記憶なのであまり覚えていませんが、まだ弁護士の人数が多くなかったので、色んな弁護士に相談しやすかったことを覚えています。今は人数が増えましたが、相談しやすい文化は今も健在です。新人弁護士ごとにチューター弁護士が付くチューター制も導入されてさらに相談しやすくなっていると思います。

また、企業の法務部から法律事務所に戻った際、顧客対応の仕方など、仕事の進め方がうまく切り替えられるのかが若干不安でしたが、所内で共有されている所内報などで改めて業務への姿勢を学び直すことができましたのですごく助かりました。

入所前と入所後でよつば総合法律事務所の印象が変わった点はありますか。
最初の入所前後の記憶はあまり定かではありませんが、特にギャップは感じませんでした。事務所に復帰した際にも、驚くほど何も変わらず皆さんが快く受け入れてくれたことが印象に残っています。

事務所の規模感、取扱業務の範囲、各弁護士の経験値など、私が以前在籍していたころよりレベルアップしている部分がたくさんありましたが、一方で、事務所の良い雰囲気は全く変わらず残っていました。良い意味で印象が変わった部分はありますが、悪い印象を受けたところはありません。

業務分野・専門分野について悩んでいる修習生に伝えたいことはありますか。
好き嫌いや向き不向きがおそらくあると思いますので、実際に仕事をする中で見つけていけば問題ないと思います。もしくは、思い切って先に決めてしまい、あとはひたすら突き進んでもよいでしょう。取り組むのが早い分、成長のスピードも速くなるというメリットはあります。

また、法律の分野だけで区切る必要もないと思います。医療、介護、人材ビジネスなど顧客企業の業種で専門性を考えてみたり、自分の過去の職歴や経験などのバックグラウンドを生かしてみたり、さらには趣味から何か専門性を持てないか考えてみたり、色んな方法があると思います。

焦らず、実際に事件に取り組んでみたり、事務所の先輩弁護士にアドバイスをもらいながら追求していけばよいのではないでしょうか。

弁護士業務におけるやりがいについて教えて下さい。
弁護士の仕事は、大変な面も多いですが、それ以上にやりがいがある仕事だと思います。

最近特に感じるのは、顧問先の企業様など、継続的な関係を築ける方とのお仕事のやりがいです。一緒に悩みながら問題を解決してきた経営者の方や担当者の方とは既に信頼関係が築けていることが多いので、その後も一緒に仕事ができるのはとてもスムーズですし、自分にとって身近でかつお世話になっている人のお役に立てるのはすごくやりがいを感じます。

今後の目標を教えてください。
お客様のご期待に沿えるよう自分の専門性を追求していきたいと思います。現状としては、使用者側の労働事件や人材サービスのサポートに力を入れていきたいです。事件を経験するのはもちろん、今後も継続的に、最新の書籍や判例雑誌・実務雑誌のチェック、外部の勉強会・研究会への参加、所内での事例検討などを欠かさず行っていきたいと思います。

また、顧問契約のお客様には、お役に立てるご提案を積極的に行っていけるようになりたいです。そのためには、企業に関わる法律問題について幅広く研鑽を積み、自分ができることの幅を広げていきたいと思います。

これから応募される方へのメッセージをお願いします。
当事務所では、弁護士としての自分の方向性を考え、高めていく上で必要な環境が整っていると私は思います。また、当事務所の弁護士や事務局の雰囲気を少しでも多くの方に知っていただきたいと思います。私はきっと気に入っていただけるのではないかと思っています。

まずは、是非、当事務所の事務所説明会にご参加ください。そして、その場に参加している弁護士や事務局に遠慮なく色んな質問をしてみてください。

将来お仕事をご一緒できることをとても楽しみにしています。

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