労使トラブルへの対応策(解雇・残業代編)

開催日時:
2012年07月18日 17:00 ~19:00
セミナー分類:
企業法務
主催:
柏法人会
講師:
小林 義和 小林 義和のプロフィール
対象者:
企業経営者

労使トラブルへの対応策(解雇・残業代編)

セミナー報告

柏法人会にて、会社社長を対象とした労使トラブルへの対応策(解雇・残業代編)についてセミナーを開催しました。

具体的には、解雇・残業代等の労使トラブルへの対応策について、重要ポイントを中心に解説しました。

1. 解雇

① やめて欲しい社員がいるときはどうすればよいか?
② 実際に、紛争になったときはどうすればよいか?
・内容証明郵便が届いたときの対応
・労働局(紛争調整委員会)へあっせんの申し込みがあったときの対応
・社外の労働組合から団体交渉を申し込まれたときの対応
・訴訟(労働審判)をおこされたときの対応

2. 残業代

① 突然、過去の残業代を請求されたときはどうすればよいか?
② 実際に紛争になったときはどうすればよいか?
・労基署から是正勧告があったときの対応
・労働局(紛争調整委員会)へあっせんの申し込みがあったときの対応
・内容証明郵便が届いたときの対応
・社外の労働組合から団体交渉を申し込まれたときの対応
・訴訟(労働審判)を起こされたときの対応

3. ハラスメント

① パワーハラスメントの訴えがったときはどうすればよいか?
② セクシャルハラスメントの訴えがあったときはどうすればよいか?

セミナーを開催した背景と目的

不当解雇や残業代未払いのトラブルが発生すると、その従業員との問題の解決が必要なだけではなく、会社全体へ大きな影響が出てしまうことがあります。

また、ハラスメント問題も対応を誤ると会社に大きな影響がでます。

そこで、解雇や残業代、ハラスメント問題を解決する方法を解説しました。

セミナーの内容

1. 解雇

トラブルを起こす社員の解雇の可否を、裁判例に基づき解説しました。

裁判では、解雇は無効となることが多いです。そのため、合意による退職を試みて円満な解決をすることが望ましいです。

2. 残業代

残業代の計算における重要ポイントを解説しました。具体的には次のような内容です。
① 固定残業代
② 各種手当の計算方法
③ 残業時間を適切に管理する方法

3. ハラスメント

ハラスメントにおける重要ポイントを解説しました。具体的には次のような内容です。
① パワーハラスメントとなりうる行為
② パワハラと指導の境界線
③ パワハラのトラブルを予防・解決する方法
④ セクシャルハラスメントとなりうる行為
⑤ セクハラのトラブルを予防・解決する方法

参加者の声

  • 退職において不当解雇をさけるための方法が理解できました。
  • 残業代は払っていると思っていましたが、難しいですね。
  • 大変勉強になりました。

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