社長がこれだけは知っておきたい弁護士が教える「自社で債権を回収する方法」

開催日時:
2014年09月17日
セミナー分類:
企業法務
主催:
よつば総合法律事務所
講師:
川﨑 翔 川﨑 翔のプロフィール
三井 伸容 三井 伸容のプロフィール
対象者:
企業経営者様

社長がこれだけは知っておきたい弁護士が教える「自社で債権を回収する方法」

セミナー報告

企業経営者向けに、債権回収のポイントや注意点を解説しました。

具体的には、次のような内容です。

  1. 債権回収のトラブルを発生しにくくする方法
  2. 期限に入金がなかった場合の対応
  3. 裁判所を利用した手続き
  4. 債権回収の心構え

セミナーを開催した背景と目的

債権回収が滞ってしまうと、事業に影響を与えます。特に多額の未収が発生してしまうと、事業の存続ができなくなってしまうこともあります。

そこで、未収金を発生しにくくする方法を解説すると共に、未収が発生した場合の対応を解説しました。

セミナーの内容

1. 債権回収のトラブルを発生しにくくする方法

債権回収のトラブルを発生しにくくする方法として、次のような内容を解説しました。
① 適切な契約書を作成すること
② 連帯保証人を検討すること
③ 抵当権などの担保を検討すること

2. 期限に入金がなかった場合の対応

① 電話での督促

期限に入金がなかった場合、期限を過ぎたらすぐに電話で督促をしましょう。相手が忘れているだけのこともあります。

② 書面での督促

電話で督促をしても入金がない場合、書面での督促をしましょう。書面での督促は内容証明郵便などを使う方法もあります。

③ 直接訪問しての督促

時間はかかりますが、直接訪問しての督促を検討してみましょう。直接会って話をすれば問題が解決することもあります。

④ 弁護士への相談や法的手段の検討

なかなか入金がないときは、弁護士への相談や法的手段を検討しましょう。

3. 裁判所を利用した手続き

裁判所を利用した手続きとして、次のような内容などを解説しました。
① 通常の裁判
② 仮差押
③ 強制執行

4. 債権回収の心構え

次のような債権回収の心構えを解説しました。
① 最悪の事態とそれが生じた場合の対策を考えておくこと
② 費用対効果を考えること
③ 時間対効果を考えること
④ ある程度譲歩することがベストな選択肢となることもあること