代理店様の差別化につながる事故対応(茨城県水戸市)

開催日時:
2014年09月18日
セミナー分類:
交通事故
主催:
弁護士法人よつば総合法律事務所
講師:
大澤 一郎 大澤 一郎のプロフィール

代理店様の差別化につながる事故対応(茨城県水戸市)

セミナー報告

  • 自己紹介
  • 事務所の紹介
  • 事務所でのセミナー
  • 執筆の実績の紹介
  • 弁護士との連携の現状と問題点
  • 交通事故対応力強化は代理店様の業績アップに有益であること
  • 交通事故対応の正確さ
  • 丁寧さで契約を維持する方法
  • 事故直後から後遺障害事案対応の特別な方法で契約を増加する方法
  • 事故直後から後遺障害認定を検討・準備する具体的方法
  • 賠償の対象となる主な項目(症状固定前と症状固定後について)
  • 治療費について
  • 通院交通費について
  • 休業損害について
  • 入通院慰謝料について
  • 逸失利益について
  • 後遺障害慰謝料について
  • もめやすい休業損害(自営業・会社役員・主婦)
  • むちうちの後遺障害が残ってしまった主婦の具体例(14級9号)
  • 治療費打ち切り対策の実践例
  • 休業損害打ち切り対策の実践例
  • 過失割合で合意できない場合の実践例
  • 後遺障害非該当になってしまった場合の具体的対応方法
  • 保険会社の最終的な提示額に納得できない場合の具体的対応方法
  • 事故直後から後遺障害認定を検討するための実践方法(医療同行,事故直後からの相談,後遺障害等級認定の仕組みなど)
  • 代理店様への不満が生じる原因 ・差別化につながる事故対応の工夫 ・放置しない!
  • 素早く的確な対応をすること
  • 適正な賠償金がもらえるようにアドバイスすること
  • 必要に応じて専門家を紹介すること

本セミナーに関連する質問と回答

Q 自営業の休業損害について円満に解決するにはどのようにすればよいですか?
  • 確定申告書などの資料をそろえて保険会社に提出しましょう。確定申告書がない場合でも、入出金の内訳がわかる預金通帳や、自らが作成した帳簿などを元に交渉しましょう。

【解説】

  • 自営業の休業損害はトラブルになりやすいです。売上の減少や経費の増加を証拠により証明していきましょう。

参考情報:自営業の休業損害の解説

Q 会社役員の休業損害について円満に解決するにはどのようにすればよいですか?
  • 会社の決算書などの資料をそろえて保険会社に提出しましょう。

【解説】

  • 会社役員の休業損害はトラブルになりやすいです。売上の減少や経費の増加を証拠により証明していきましょう。
  • 役員報酬が実際に減ったという事実があれば、証拠により証明していきましょう。

参考情報:会社役員の休業損害の解説

Q 主婦の休業損害について円満に解決するにはどのようにすればよいですか?
  • まずは保険会社の示談提案に主婦分の休業損害が含まれているかどうかを確認しましょう。その上で、実際に主婦業に生じた支障を説明して適切な休業損害を受領しましょう。

【解説】

  • 弁護士費用特約がある場合、弁護士に依頼した方が主婦の休業損害は増える傾向にあります。弁護士への依頼をお勧めします。

参考情報:主婦の交通事故の解決Q&A

Q 本来は後遺障害が認定されるはずなのに認定されないという事態を防ぐためにはどうすればよいですか?
  • ①事故後早期に病院を受診②継続的に病院を受診③後遺障害診断書の作成前に専門家に相談、の3つをお勧めします。

【解説】

①事故後早期に病院を受診

  • 事故後早期に病院を受診しないと後遺障害は認定されにくくなります。整骨院だけの通院の場合などの場合、治療費すら支払がされない可能性がありますので注意しましょう。

②継続的に病院を受診

  • 通院期間が空いてしまうと後遺障害は認定されにくくなります。定期的に通院を継続しましょう。

③後遺障害診断書の作成前に専門家に相談

  • 自覚症状の記載、検査結果、予後所見など記載方法が適切でない場合、後遺障害が認定されなくなってしまう可能性があります。

参考リンク