マイナンバー制度の法的リスク

開催日時:
2015年09月07日 12:50~13:35
セミナー分類:
法律一般
主催:
柏南ロータリークラブ
講師:
小林 義和 小林 義和のプロフィール
対象者:
柏南ロータリークラブの会員様

マイナンバー制度の法的リスク

セミナー報告

マイナンバー制度は便利になる反面、大事な個人情報が漏洩してしまうおそれがないのか等の不安もあります。

今回はマイナンバー制度の法的リスクとその対処法を解説しました。

概要は以下のとおりです。

1. 最新動向

  • 法改正の状況

2. リスク管理

  • 情報漏洩が発生した場合等の罰則規定について

3. 特定個人情報の収集・保管

  • 誤って収集した場合
  • 提供の強制が可能かどうか

4. 特定個人情報の利用・提供の制限

  • 本人同意がある場合の目的外利用の可否

5. 法人番号の活用

  • 法人番号公表サイト

6. その他

  • 個人についてのリスク

セミナーを開催した背景と目的

マイナンバー制度の開始に際して、制度の概要や注意すべき点を解説しました。制度が開始してみないとわからないこともありますが、事前に準備することも重要です。

セミナーの内容

1. リスク管理

マイナンバーの管理不備等で、マイナンバーが漏洩してしまったときの罰則等を解説しました。

リスクを減らすためには、マイナンバーにアクセスできる人を限定するなどの対応をとる必要があります。

2. 特定個人情報の収集・保管

マイナンバーは、必要な場合にのみ収集や保管が認められています。収集や保管のルールを解説しました。また、誤って収集してしまった場合の対処法も解説しました。

3. 特定個人情報の利用・提供の制限

マイナンバーの利用や情報提供は、必要な限度で行われる必要があります。外部から虚偽の提供依頼があった場合等の注意点を解説しました。

4. 想定される問題点

マイナンバーに関連して、クレジットカード情報を不正に取得しようとするなどの詐欺被害が生じる可能性等があります。そのため、不審な電話やメールへの対応には注意が必要です。

参加者の声

  • 新しい制度なので、とりありず勉強して準備していきたいと思います。
  • 大事な情報ですので、取り扱いは慎重にしないといけないですね。よく考えます。
  • どういう制度かよくわかりました、ありがとうございました。

関連情報