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2024年問題を見据えた運送業の労務管理とコンプライアンス(研修講師)
運送会社様に研修講師をご依頼頂きました。 労務分野に注力して取り組んでいる、よつば総合法律事務所の弁護士村岡つばさが、複数の運送会社様を対象に2024年問題を見据えた運送業の労務管理とコンプライアンスのお話をいたしました。 当日の講演内容は次の通りです。
次に、運送業の残業代につき次の点を解説しました。
併せて、今から残業代問題に取り組まなくてはいけない必要性を解説しました。 ⑵ 給与体系・社内規程の問題 現状の給与体系の例をいくつか出し、それぞれの残業代でどこに問題があるか解説しました。
次に、固定残業代はどのような場合に有効か説明しました。①労使間の合意があるか、②対価性があるか、③明確区分性があるか、④公序良俗に反していないか、などの項目をそれぞれ説明しました。 さらに、固定残業代で要注意の5つのポイントを詳しく解説しました。
給与体系を変更する際の重要な次の視点も併せて解説しました。
⑶ 労働時間管理の問題 実際のタコグラフを用いた労働時間管理の問題や注意点を解説しました。
現場任せで曖昧になりがちな「休憩時間」は、裁判所が考える「休憩時間」と異なることを説明し、労働時間管理の注意点を解説しました。
いくつかのタコグラフの事例と、労働時間管理の注意点を照らし合わせ、どこが問題なのか詳しく説明しました。
まだまだハラスメントに対し危機感が少ない現実、意外にもセクハラの相談も多いこと、配車係とドライバー間のトラブル等を、実例を交えながら説明しました。
併せて、初動対応の大切さ、被害者だけではなく加害者の処遇の必要性、パワハラ防止法等についてどのようなことをしないといけないのか解説しました。