社員の安全を守るコンプライアンス研修(会社情報の管理)
- 開催日時:
- 2023年02月21日 11:30 〜 12:00
- セミナー分類:
- 企業法務
- 主催:
- 千葉県の顧問会社様
- 講師:
- 大澤 一郎 大澤 一郎のプロフィール
- 対象者:
- 管理職従業員
社員の安全を守るコンプライアンス研修(会社情報の管理)
研修会に関連する質問と回答
- Q 業務妨害罪とは何ですか?
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- SNSへの投稿と関係するのは偽計業務妨害罪です。
参考:刑法第233条(信用毀損及び業務妨害)
虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて、人の信用を毀損し、またはその業務を妨害した者は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処する。
- SNSへの投稿と関係するのは偽計業務妨害罪です。
- Q 不正競争防止法違反とは何ですか?
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- 情報管理と関係するのは、営業秘密の不正取得行為等と信用棄損行為です。
参考:不正競争防止法第2条第1項第4号(営業秘密の不正取得行為)
窃取、詐欺、強迫その他の不正の手段により営業秘密を取得する行為又は営業秘密不正取得行為により取得した営業秘密を使用し、若しくは開示する行為
参考:不正競争防止法第2条第1項第21号(信用棄損行為)
競争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知し、又は流布する行為
参考情報:営業秘密(営業秘密を守り活用する)(経済産業省)
- 情報管理と関係するのは、営業秘密の不正取得行為等と信用棄損行為です。
- Q SNSへの匿名の投稿でも投稿者が発覚するのはなぜですか?
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- 発信者情報開示請求を行うことにより投稿者の氏名・住所などの情報がわかることが多いためです。
参考情報:悪質な口コミ・書き込みの削除の解説
- 発信者情報開示請求を行うことにより投稿者の氏名・住所などの情報がわかることが多いためです。
- Q 匿名の郵便でも投稿者が発覚することがあるのはなぜですか?
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- 警察が捜査する場合などでは①筆跡鑑定、②指紋鑑定、③消印の調査、④封筒・紙などの捜査、⑤インク・パソコン・プリンタなどの捜査を行います。その結果、投稿者が発覚することがあります。
- Q 匿名のメールでも投稿者が発覚することがあるのはなぜですか?
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- 警察が捜査する場合などではプロバイダへの照会などを行います。その結果、投稿者が発覚することがあります。
- Q 匿名の電話でも発信者が発覚することがあるのはなぜですか?
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- 警察が捜査する場合などでは電話会社への照会などを行います。その結果、投稿者が発覚することがあります。