<内容>
現在、大きな問題となっている認知症の高齢者増加に伴う資産管理の問題と相続への対応策について、約50名の税理士等の方を対象に説明させて頂きました。
- 1 認知症とは
- (1)認知症の現状
- (2)認知症の定義
- (3)認知症の類型
- (4)認知症がもたらす諸症状
- (5)アルツハイマー病に代表的経過
- (6)認知症診断の医学的手順
- 2 判断能力について
- (1)資産管理や売買についての能力
- (2)判断能力でよく争いになるケース
- (3)裁判になった場合の構造
- (4)判断能力の争いの場面で証拠となりうるもの
- (5)長谷川式テスト
- (6)判断能力の段階毎の対処法
- (7)財産管理契約の締結
- (8)任意後見契約の締結
- (9)民事信託契約の締結
- (10)遺言書の作成
- (11)高齢者施設等のへの入居契約の検討
- (12)後見制度
- (13)後見等開始申立手続等
- (14)士業が財産管理人・後見人に就任する場合の留意点
- 3 財産管理(各論)
- (1)不動産
- (2)不動産信託
- (3)不動産売買
- (4)不動産の保全
- (5)会社経営と非上場株式
- (6)株式信託
- (7)税務代理業務
- (8)施設の選択等
- (9)高齢者と交通事故
- 4 相続問題について(各論)
- (1)婚姻・養子縁組の効力
- (2)相続放棄
- (3)相続分の譲渡
- (4)遺言の効力
- (5)遺言執行者
- (6)残される配偶者・障害者のために
- (7)預金の引き出し
- (8)遺産分割協議の流れ