代理店様の差別化につながる事故対応

開催日時:
2015年05月28日
セミナー分類:
交通事故
主催:
東船橋の保険代理店
講師:
大澤 一郎 大澤 一郎のプロフィール

代理店様の差別化につながる事故対応

セミナー報告

  • 弁護士との連携と現状の問題点
  • 事故直後から後遺障害認定を検討,準備
  • 交通事故で弁護士が使う基本的な書籍
  • 賠償の対象となる主な項目
  • 損害賠償の基準
  • 損害の計算方法で特に重要な項目
  • 休業損害の注意点
  • 入通院慰謝料の注意点
  • 逸失利益の注意点
  • 後遺障害慰謝料の注意点
  • 治療費打切りへの対策
  • 休業損害打ち切りへの対策
  • 過失割合で合意できない場合の対策
  • 後遺障害非該当となってしまった場合の対策
  • 保険会社の提示額に納得できない場合の対策
  • 整骨院通院を円滑に進める方法
  • むちうち(外傷性頚部症候群)の注意点
  • むちうちと後遺障害の可能性
  • 高次脳機能障害の注意点
  • 物損について
  • 差別化につながる事故対応のポイント

本セミナーに関連する質問と回答

Q 自営業の休業損害について円満に解決するにはどのようにすればよいですか?
  • 確定申告書などの資料をそろえて保険会社に提出しましょう。確定申告書がない場合でも、入出金の内訳がわかる預金通帳や、自らが作成した帳簿などを元に交渉しましょう。

【解説】

  • 自営業の休業損害はトラブルになりやすいです。売上の減少や経費の増加を証拠により証明していきましょう。

参考情報:自営業の休業損害の解説

Q 会社役員の休業損害について円満に解決するにはどのようにすればよいですか?
  • 会社の決算書などの資料をそろえて保険会社に提出しましょう。

【解説】

  • 会社役員の休業損害はトラブルになりやすいです。売上の減少や経費の増加を証拠により証明していきましょう。
  • 役員報酬が実際に減ったという事実があれば、証拠により証明していきましょう。

参考情報:会社役員の休業損害の解説

Q 主婦の休業損害について円満に解決するにはどのようにすればよいですか?
  • まずは保険会社の示談提案に主婦分の休業損害が含まれているかどうかを確認しましょう。その上で、実際に主婦業に生じた支障を説明して適切な休業損害を受領しましょう。

【解説】

  • 弁護士費用特約がある場合、弁護士に依頼した方が主婦の休業損害は増える傾向にあります。弁護士への依頼をお勧めします。

参考情報:主婦の交通事故の解決Q&A

Q 本来は後遺障害が認定されるはずなのに認定されないという事態を防ぐためにはどうすればよいですか?
  • ①事故後早期に病院を受診②継続的に病院を受診③後遺障害診断書の作成前に専門家に相談、の3つをお勧めします。

【解説】

①事故後早期に病院を受診

  • 事故後早期に病院を受診しないと後遺障害は認定されにくくなります。整骨院だけの通院の場合などの場合、治療費すら支払がされない可能性がありますので注意しましょう。

②継続的に病院を受診

  • 通院期間が空いてしまうと後遺障害は認定されにくくなります。定期的に通院を継続しましょう。

③後遺障害診断書の作成前に専門家に相談

  • 自覚症状の記載、検査結果、予後所見など記載方法が適切でない場合、後遺障害が認定されなくなってしまう可能性があります。

参考リンク