あけぼの会にて、税理士の先生を対象とした相続のセミナーを開催しました。
具体的には、次のような認知症や相続の重要ポイントを中心に解説しました。
1. 認知症とは
① 認知症の現状や類型
② 認知症がもたらす諸症状や経過
③ 認知症診断の手順
2. 判断能力と各種契約や制度について
① 資産管理や売買についての能力
② 判断能力でよく争いになるケース
③ 財産管理契約
④ 任意後見契約
⑤ 民事信託契約
⑥ 高齢者施設等への入居契約
⑦ 後見制度
3. 財産管理について
① 不動産の管理や売買
② 会社経営と非上場株式
③ 税務代理業務
4. 相続問題について
① 婚姻や養子縁組の効力
② 相続放棄
③ 相続分の譲渡
④ 遺言の効力や遺言執行者
⑤ 預金の引き出し
⑥ 遺産分割協議の流れ
セミナーを開催した背景と目的
高齢化社会の進展により、認知症や相続の問題がよりクローズアップされています。
そこで、認知症や相続の正確な知識を再確認して日々の業務にいかしていただきたく、本セミナーを開催しました。
セミナーの内容
1. 認知症とは
認知症の現状やどのような症状があるのかという点を解説しました。また、認知症が診断される手順も解説しました。
2. 判断能力と各種契約や制度について
認知症の疑いなどで判断能力が問題になるケースを解説しました。また、財産管理契約、任意後見契約、民事信託契約、高齢者施設等への入居契約、後見制度などを解説しました。
3. 財産管理について
不動産の管理や売買、会社経営と非上場株式、税理士の税務代理業務などを解説しました。
4. 相続問題について
養子縁組の効力や相続放棄、相続分の譲渡などを解説しました。
また、遺産分割協議の流れや預金の引き出し問題についても解説しました。