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有期労働契約管理の実務 ~平成24年労働契約法改正
社長がびっくりするような事例が・・・。
平成25年2月1日に期間2年の嘱託社員の契約を締結した。何も問題なく真面目に働いてくれていたが、平成31年2月1日の3回目の更新の後すぐ、正社員 に私はなりますという通知を求める通知が従業員から届いた・・・。なぜ会社が認めていないのに正社員となるのかが全く理解できない・・・。退職金や定年の 問題はどうなるのか・・・。(改正労働契約法18条関係) 期間を1年と定めて契約更新をしてきて今まで契約更新しなかったことによるトラブルなど一度もなかった。今回3回目の更新をしなかったところ、突然、更新 しないのは違法だと弁護士から手紙が届いた。裁判も起こされてしまい、判決で今までと同じ内容での労働契約が最終的には認められてしまい、解決までに要し た1年半の期間の賃金540万円(月額30万×18ヶ月)を支払うことになってしまった。しかも、従業員が職場に復帰してしまった。もう会社を倒産させる しかないかもしれない・・・。 (改正労働契約法19条関係)
無期契約の正社員と1年の有期契約の社員に同じ業務をさせていたところ、労働組合から通知が届いた。同じ業務内容である以上、同じ賃金にしろという要求で多 数の有期社員が労働組合に加入し、会社が大混乱になってしまった・・・。個別に従業員と会社で契約書も作成して決めているのになぜこのようなトラブルとな るかがわからない・・・。皆同じ待遇にしたら人件費が高すぎて会社を経営できない・・・。 (改正労働契約法20条関係)