自転車の運転にご注意を！！

子供から大人まで利用する、身近な乗りもの、“自転車”。
ニュースでも話題になりましたが、道路交通法が改正され、平成２７年６月１日から自転車運転に関する規制が強化されています。
そこで！今月号では、自転車運転の注意点について簡単にご説明します！！１　安全講習の義務付け
今回の法改正により、自転車運転中に危険な違反行為を繰り返し、３年間で２回以上摘発された運転者には安全講習の受講が義務付けられることになりました。
また、講習の受講命令に従わなかった場合には、５万円以下の罰金に処せられます。
もちろん重大な交通違反については、今まで通り、刑事処分になる可能性があります。

２　危険行為の具体例
規制が強化された危険な違反行為とは、たとえば、“信号無視”、“ブレーキ不良の自転車運転”、“酒酔い運転”、“安全運転義務違反”など、計１４項目あります。
イヤホンで音楽を聴きながら、あるいは片手で傘をさしながら自転車を運転している方や、最近では、スマートフォンを見ながら自転車運転をしている方をたまに見かけます。 しかし、いずれも安全運転義務違反にあたる可能性がありますので、このような危ない自転車運転はしないように注意しましょう！

３　子供の自転車事故に関する親の責任
自転車は子供も利用しますが、子供が運転していた自転車が事故を起こした場合、子供だけでなくその親も、監督義務者として損害賠償責任を負うことがあります。
自動車事故に比べて自転車の事故は軽く見られがちですが、事故当時１１歳だった子供が運転していた自転車が歩行者と衝突し、歩行者が意識不明となってしまった事例で、その子供の親権者に対して約９５００万円の支払いを命じた裁判例があります。

４　自転車事故への対策
自転車を運転する際は、交通ルールをきちんと守ることはもちろんのこと、自転車を利用する子供がいる場合にはしっかり指導・教育しておくことも重要です。 また、まずは事故を起こさないよう安全運転をすることが大切ですが、万が一の備えとして、自転車保険への加入を一度検討してみるとよいかもしれません（自動車保険や火災保険の特約として自転車事故の保険が附帯されていることもあります）。
これまで以上に、自転車の安全運転を心がけましょう！

☆セミナー情報☆★７月２７日に柏にて企業法務セミナーを開催しました。
『相続と事業継承～上手な会社の引き継ぎ方～（講師：今村公治、粟津正博）』をテーマに、相続の基本や事業継承について事例を挙げながらお話させていただきました。
セミナーにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

☆事務所説明会情報☆

★７月９日・３０日に弁護士採用に向けた事務所説明会を行いました。
大学・ロースクールを卒業し、修習を１年経験し、難関の試験を突破・・・いざ弁護士へ！
そんなフレッシュな弁護士の採用は、一般企業と同じ様に説明会を行い、面接を数回し、採用となります。当事務所でも、今年の弁護士採用に向けた事務所説明会が始まりました。
所長・大澤をはじめ弁護士が実際の勤務や就職活動に関するアドバイスなどをお話しました。
その他にもグループごとに分かれ、近い距離での質疑応答タイムもあり和気あいあいとした説明会となりました。今後も複数回、説明会を行っていく予定です。
新しい仲間に会えるのを所員一同楽しみにしています！

新しい弁護士が入所した際には、このニュースレターでいち早くご紹介致します♪