労務関係のトラブルが増加しています

Vol.10
2010年03月号

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目次
「労務関係のトラブルが増加しています~トラブルごとの対処法~」 「活動状況」

労働関係のトラブルが増加しています。

最近、労働関係のトラブルが増加している印象を受けています。トラブルごとの対処法をまとめました。
(1)残業代の請求
最近、とても増えているのが残業代の請求です。インターネット等での知識の普及や従業員の権利意識の高まりによることが多いと考えられます。最近では、残業代の請求に特化した法律事務所のHPまで現れました。(残業代.JP http://www.zangyou.jp/)
残業代の請求はこれをやっておけば絶対に防げるという方法はありませんが、一度複数の従業員から請求されると、あっという間に数百万円の支払義務が発生することになるかもしれません。しかも裁判で判決になると、「附加金」と言い、本来認められる金額が100万円だった場合には実際には2倍の200万円を従業員に支払わなくてはならなくなってしまいます。
残業代の請求を事前に防ぐには、就業規則の整備や給与規定の変更など、事前の準備が大切です。
(2)解雇無効の訴訟
最近、従業員を解雇したら訴えられたという事案も増えています。これも、インターネット等での知識の普及や従業員の権利意識の高まりによることが多いと考えられます。以前のニュースレターでも解決策をお伝えしたことがありますが、必ず、退職届(「●月●日付で退職します。」)を従業員に作成してもらうようにしましょう。
(3)労働組合からの団体交渉申し入れ
数はそれほど多くはありませんが、従業員とのトラブルに関して労働組合からの申し入れのFAX(郵便)が突然届くことがあります。労働組合は労働問題のプロですので、安易に交渉に応じてしまうことは極めて危険です。労働組合が間に入った場合には、労働組合との団体交渉の前に必ず弁護士等の法律の専門家に相談しましょう。労働関係のトラブルは当該社員のみならず他の社員にも影響を及ぼしかねません。職場のモラル・士気の低下を招くこともあります。細心の注意を払いながら解決をしていきましょう。


最近の当事務所の活動について

1 2009年12月5日 朝日新聞朝刊全国版生活面
「不況を乗り切る11・借金」の記事の取材を当事務所が受けました。自己破産のメリット・デメリットやおまとめローンの問題点等について当事務所弁護士がコメントしています。
2 2010年3月10日 FUNAI MEMBERS PLUS
株式会社船井総合研究所より、「地域最大クラスの法律事務所へ成長」「他士業との提携」等について取材を受け、レポートとして記事がFUNAI MEMBERS PLUSに掲載されました。
3 2009年10月22日
千葉県税理士会松戸支部において、「そんなとき、顧問先の問い合わせに即対応できる税理士が知っておきたい倒産・廃業の実務」という題名の研修会講師を大澤一郎がさせていただきました。ご参加いただいた千葉県税理士会松戸支部の先生方ありがとうございました。
4 2010年2月19日
よつば総合法律事務所法律実務研究会において、川﨑翔が「セーフティーネット」についての講義を行いました。各種の公的な扶助制度についての講義を行いました。
5 2010年3月9日
よつば総合法律事務所法律実務研究会において、川﨑翔が「刑事事件の基礎について」の講義を行いました。
6 2009年11月28日
当事務所が数十の弁護士事務所で構成される法律事務所経営研究会において「情報発信大賞」を受賞しました。当事務所所員全員で行っている日頃の取り組みが評価されました。今後の予定としては、労災について(藤原周作・よつば総合法律事務所法律実務研究会)、割増賃金請求を防ぐ方法(大澤一郎・社会保険労務士の先生の勉強会)等を予定しています。当事務所では積極的にセミナー・勉強会の講師を行っておりますので、ご関心のある方はご連絡をいただければ幸いです。
また、顧問先の皆様につきましては研修会の講師(無料)をお引き受けできる場合がございますのでご興味がございましたらご一報下さい。