お客様の新たな一歩のために
大学を卒業した後、裁判所の一般職員をしておりました。漠然とこのまま定年まで勤めることになるのだろうなと思っていました。
8年目に民事調停という手続を担当したのですが、そこである調停委員の仕事振りの凄さに触れました。
調停手続を経験したのはこのときが初めてではありません。簡易裁判所で経験を重ねると、事案によってある程度の見通しがつくようになります。この件で合意に達するのは難しいだろうから、民事調停では解決しないだろうなという程度の見通しはつきます。大半のケースはその見通しどおりの形で終わりました。別に調停委員のせいでも何でもなく、事案と当事者の見解によるところが大きいと思っていました。
ところが、その調停委員は、私が民事調停では解決しないだろうなと思った案件を次々と解決に導いていったのです。私は心の中でひそかにその調停委員を「スーパー調停委員」と呼ぶようになりました。
このスーパー調停委員は弁護士でもありました。裁判所の一般職員は、手続を円滑に進めさせることが最優先でして、どのような解決を目指すかということを自分で決めて動くということは基本的にありません。自分で案件を動かし、解決方法を考えて解決に至らせる立場になりたいと思うようになったのはこのころです。
裁判所の一般職員が調停室で調停委員が調停をしている様子を見聞することはありませんので、スーパー調停委員がどのような技法で調停を行っていたかは分かりません。ですので、私なりの方法で、解決に至らせることに重きを置いていこうと考えています。その解決がお客様が前を向いて生きていく新たな一歩を踏み出す手段となれますよう努めて参ります。
Policy
「考え抜く」
ある案件について、最良の解決のためにはどのような手段がよいか、検討すべき重要な事情を全て検討しているか漏れがないかを考え抜きます。
「提案する」
考え抜いたうえ、どのような手段がよいか、なぜそれが最適と考えるのかを説明してご提案します。
「解決へ」
お客様の御意向に沿いつつ、お客様の利益を最大化できるように、解決して参ります。
事務所のアピールポイント
案件の検討については上下関係がなく弁護士同士も相談する風通しのよさがある。
弁護士は一人一人が受任案件について責任を持って業務を行うのが通常でして、考え抜いて提案して案件業務を実行するのは、独りの弁護士によるところです。
ただし、それが客観的には偏った視点のみからものであって、別の視点からの当然すべき検討をしていないという可能性を排除することは難しいと感じます。そのため、相談しやすい環境が必要なのですが、所属弁護士の人数が多い事務所でも、そうした環境があるとは限りません。
当事務所は所属弁護士の人数が多いですが、案件の検討については上下関係がなく、必要なときに相談する風通しのよさがあります。最良の解決をしてお客様に新たな一歩を踏み出していただくのに最適な法律事務所であると考えます。
ご依頼いただく皆さまへ
早期のご相談が肝要です。
御自身で考えて行動した後に相談なさるよりは、早期にご相談いただくほうが明らかに望ましいです。後になってからのご相談ですと、とれる手段が限られてくることがあります。お話がまとまっていなくても結構ですので、何でもお話しにいらっしゃってください
略歴
- 1974年
- 宮崎県延岡市で生まれる
- 1986年
- 横浜市立山内小学校卒業
- 1989年
- 横浜市立山内中学校卒業
- 1992年
- 早稲田大学高等学院卒業
- 1996年
- 早稲田大学法学部卒業
- 1996年
- 裁判所職員
- 2009年
- 成蹊大学法科大学院卒業
- 2009年
- 司法試験合格
- 2010年
- 裁判所退職、司法研修所入所
- 2011年
- 弁護士登録(登録番号45013番)
- 2015年
- よつば総合法律事務所入所
プロフィール
- 1974年(昭和49年)
-
宮崎県延岡市にて生誕。父は銀行勤務、母は専業主婦の家に産まれる。
- 1978年(昭和53年)
- 京都市左京区の恵美幼稚園に入園
- 1980年(昭和55年)
-
京都市立葵小学校入学
- 1981年(昭和56年)
-
父の転勤で横浜市立山内小学校に転校
- 1986年(昭和61年)
- 横浜市立山内中学校に入学
- 1989年(平成元年)
- 早稲田大学高等学院入学
- 1992年(平成4年)
- 早稲田大学法学部入学
- 1996年(平成8年)
- 裁判所職員
- 2007年(平成19年)
- 成蹊大学法科大学院入学
- 2009年(平成21年)
- 新司法試験合格
- 2010年(平成22年)
- 裁判所を退職し、司法修習生(新64期)
- 2011年(平成23年)
- 司法研修所修了、弁護士登録
- 2015年(平成27年)
- よつば総合法律事務所入所
家族構成
- 妻と子の3人暮らし
- 東京都在住
- 実家は東京都世田谷区
- 妻の実家は東京都八王子市
役職・資格・受賞実績
- 弁護士(登録番号45013)
- 宅地建物取引主任者試験合格(平成6年)
- 日商簿記2級
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
解決事例
交通事故に関して関与した解決事例
- 会社員男性が、左肩鎖関節脱臼後の左鎖骨変形障害及び左肩関節の可動域制限について併合11級の認定を受け、約2,600万円を獲得した事例
- 小学生が死亡するという被害事故について、約5,830万円を獲得した事例
- 学生が、視力低下及び視野狭窄の症状について8級相当の認定を受け、約3,880万円を獲得した事例
- 会社役員が、左膝靭帯損傷後の左膝動揺関節の症状について、12級7号の認定を受け、人身傷害保険金のほか、約970万円を獲得した事例
- 会社員が橈骨骨折後の手関節可動域制限により12級6号の認定を受け1,200万円を獲得した事例
他多数